―施設情報―
名称 バンド―神戸青少年科学館
住所 神戸市中央区港島中町7-7-6
電話番号 078-302-5177
営業時間
・平日…9:00~16:30(最終入館は閉館の30分前まで)
・金曜日/土曜日/日祝/春休み/夏休み…9:00~19:00(最終入館は閉館の30分前まで)
※春休み/夏休みは無休
休館日
・水曜日(祝日・振替休日の場合はその翌木曜日に休館)
・施設点検日
・年末年始(12/31~1/2)
・入館料 大人…600円、高校生以下…300円、幼児以下…無料
・プラネタリウム観覧料 大人…400円、高校生以下…200円
予約の有無 30名以上の団体の場合は要予約
交通案内
電車…
・神戸新交通ポートライナー「三宮」駅乗車、北埠頭方面「南公園」下車徒歩約3分
・神戸新交通ポートライナー「神戸空港」駅乗車、「市民広場」駅で北埠頭/三宮方面行に乗り換え、「南公園」下車徒歩約3分
・駐車場
専用駐車場はありません。近隣の有料駐車場をご利用ください。
その他
・団体割引、障がい者割引あります。
公式HP バンド―神戸青少年科学館
神戸ポートアイランドにあるUCC本社の隣。ここには、子供たちに人気の科学や宇宙を楽しく学べる科学館があります。
正式名称は「神戸市立青少年科学館」。
1981年に開かれた神戸ポートアイランド博覧会に展示されていた”神戸館”と”神戸プラネタリウムシアター”などの展示物を整備して、1984年に開館しました。
2014年にはネーミングライツ制度により、バンドー化学がその権利を得とくして、施設名称の頭に”バンドー”が付きました。
バンドー化学株式会社は1906年創業で、神戸市中央区に本社を置くゴム製品やゴムベルトのメーカーです。自動車やオートバイクなどの産業用ゴムベルトの他、精密研磨剤や、樹脂フィルムの製造まで手掛けています。
これは人間の体の仕組みを楽しみながら学べるコーナー。
心臓の音を聞いてみたり、10秒という限られた時間の中で、”指の動きの限界”を体感したり出来ます。
テレビを見ながら自分の歩く姿勢を客観的に見たり、トルクコンバーター(流体の力学作用を利用した変速機)やベルトチェーンの仕組み、新幹線の車輪の仕組みなどが学べます。
ここは「情報と科学」のコーナー。
ここでは主に人間の感覚(触覚・視覚・聴覚など)や人間が利用してきた文字や音、光の情報の仕組み、電磁波やホログラフィーなどの科学を学べます。
バンド―神戸青少年科学館のメインイベントはやはりこれ、「時空ホッパー」。
飛んだり跳ねたりできます。ただ飛んだり跳ねたりできるだけではございません。
臨場感あふれる宇宙空間の中で、タイムマシーンに乗って(乗っているという設定で)地球や太陽系の惑星のことが学べるコーナーです!!
映像では地球の誕生から生命の誕生、魚類の誕生や海と陸の歴史まで楽しく学べます。ポイントポイントでタイムマシーンが時空を移動しますので、その時にタイミングを合わせて飛びましょう!!失敗すると…。
時空ホッパーには体重制限があるようで、約8分間のタイムトラベルには小学生以下の人数で6名、中学生以上で4名までしか乗れません。
このフロアーでは時空ホッパーの他にも温室効果ガスや森林破壊、気候変動などについてパネルで説明されているので、合わせて学んでみましょう。
同じ2Fにある第4展示室への連絡通路は「カメラの小径」になっており、1920年製のドイツの小型カメラや1945年頃から登場した日本製のスプリングカメラ、フォーカルプレーンシャッターカメラなどが数多く展示されていてカメラファンにとってはとても貴重な展示になっています。
嘉永元年頃(1848~)に長崎の時計師の上野俊之丞によって、オランダ製のダケレオタイプカメラが輸入され、これが日本のカメラ歴史の始まりです。
明治時代からは徐々に普及し始めたのですが、当時の写真材料は自分で用意しなければいけませんでした。銀を作るために銀貨を溶かしたり、青酸カリやアンモニアを手に入れるために牛の地や骨から精製していた時代でした。そんな背景を念頭においてカメラの展示を見るとそのありがたさがよく伝わってきますね。
第4展示室ではバンドー化学株式会社らしさが顔をのぞかせています。
このコーナーでは主に、神戸で活動されている企業や研究機関がアイデアを出し合ってそれぞれの特徴に合わせた展示コーナーになっています。
スーパーコンピュータの解説やものづくり・医療・気象/防災などについて簡単ですがわかりやすい展示です。
写真は「KOBEスカイウォーク」。これはクロマキー技術(クロマキー合成:特定の色の一部を透明にして、その上に別の映像を合成する技術)で合成した映像を約30分間楽しめるもの。乗り物に乗って神戸の街を空からの風景で観ることが出来ます。
10:00~、12:00~、14:00~の1日3回行われています。
3Fにある「生命の科学」のフロア。
このフロアでは主に人体の構造について深く掘り下げて解説されていました。内容はDNAの構造やゲノム研究の広がり、相同染色体、体を動かす筋肉についてなど少し難しい内容ですので小さなお子様には不向きかもしれません。
しかしご安心ください、ここには「人体トンネル」があります。
見学者自身が食べ物になりきって人の口の中に侵入し、胃や小腸について学びながら消化されていく体験が出来ちゃいます。
トンネルの向こう側にたどり着くことで排出されます。
最後でいい感じの”音”も聞けちゃいます。お疲れさまでした。