―施設情報―


名称     ASICS SPORTS MUSEUM
住所     神戸市中央区港島中町7-1-1
電話番号   078-303-1329
営業時間   10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
休館日
・毎週日曜日、月曜日、祝日、夏季休暇期間、年末年始休暇期間
入館料    無料
予約の有無  10名以上の見学の場合は要予約
交通案内
電車…
・JR線「三宮」駅、阪神/阪急「神戸三宮」駅、神戸市営地下鉄「三宮」駅から乗り換え、ポートライナーで北埠頭方面乗車「中埠頭」駅下車、徒歩約2分
その他
・ミュージアム1Fにある”クラフトルーム”では事前申し込み(有料)で、約8㎝のミニチュアシューズを作成体験できます。
ミニチュアシューズ製作体験
開催日…   土曜日(土曜日が祝日の場合は開講していません)
予約…    要予約
所要時間…  約90分
参加費…   一人500円(片足製作)
対象年齢…  小学5年生以上
定員…    20名

公式HP    ASICS SPORTS MUSEUM


神戸三宮駅からポートライナーに乗車して、ポートアイランドにやってきました。
このポートアイランドにもいくつか行ってみたかった場所がありましたので、早速順番に回りたいと思います!!
まず訪れたのはここ、ASICS SPORTS MUSEUM。ASICSと言えばスポーツシューズはもちろん、マラソンやバレーボールなどでも高い品質のスポーツ用品を供給していることで有名ですね。
ASICS SPORTS MUSEUMは本社ビルに隣接されている企業博物館です。
・安心してスポーツを楽しめるように
・いつまでもスポーツを楽しめるように
・健やかな身体と心が育まれるように
という願いが込められて運営されています。

昭和24年(1949)、神戸で起業した鬼塚喜八郎が「鬼塚商会」を立ち上げ、この会社でバスケットシューズを製造販売したことがASICSの沿革の始まりです。
バスケットシューズを製作するにあたり、鬼塚喜八郎は選手や監督に意見やアイデアをもらいながらシューズに改良を加え、全国を営業して歩いた結果、高校の運動部を中心に商品が浸透していきました。
この時考案されたのが”オニツカタイガー”と呼ばれるブランド。
オニツカタイガーがメルボルンオリンピックで日本選手の正式採用されたことで知名度が上がる中、幾度かの吸収合併を経験しながら現在のASICS株式会社に継承されています。

 

このASICS SPORTS MUSEUMは、創業の背景から現在の商品や選手の使用履歴などを通じて、企業理念や活動に触れることが出来ます。

2Fからのスタートで、そこは”ヒストリーフィールド”と名付けられています。
ASICS株式会社の歴史が学べるシアタールーム、史実とその時代に販売されていた商品が学べるコーポレートヒストリー、実際にアスリートが使用していた商品をその選手のプロフィールと共に紹介するアスリートヒストリー、ASICS株式会社の活動やサポートをオフィシャル商品と共に紹介しているプロダクトヒストリーがあります。

2F・1F共に、展示室には様々なスポーツシューズやスポーツウェアなどが展示されていますが、そのほとんどに使用していたスポーツ選手の直筆サインが記入されているため、展示室での写真撮影は禁止されています。
例えば1998年にフランスで開催されたFIFAワールドカップのサッカー日本代表ウェア、2000年のシドニーオリンピックマラソンで使用された日本女子ウェアー、2014年ワラビーズのラグビー用ウェアなど。一番奥の見えにくいところにありますが、高橋尚子選手のサイン入りウェアも展示されていました。
この他にもスポーツ界を代表するプロ野球選手やゴルフ、テニスの選手が愛用したスポーツウェアやシューズが展示されています。

映像展示もあり、画面は小さいですがスポーツ用品における製造工程を説明しており、繊維の製造から整形、のり付け、出荷検査の模様まで解説されています。

1Fにはスーパービジョンという138インチの大画面で、躍動感あふれるトップアスリートのパフォーマンスをLEDライトシステムを利用したスピード体感が出来るアトラクションがあります。
スーパービジョンで放映されているトップランナーの動きに合わせて、バーチャルビジョンと呼ばれる床に埋め込まれたLEDライトシステムと連動し、走るスピードや歩幅の間隔に合わせてLEDが点滅する仕組みになっています。
LEDライトレーンの全長は22m。そのレーンの中で100m走、テニス、野球の真剣勝負を体感できてしまいます!!

展示室では写真撮影は禁止でしたが、入り口受付フロアーでは写真撮影は許可されています。ここにもASICS株式会社の代表する様々な商品が展示されていました。

中でも興味深かったのがこちら、鬼塚喜八郎生誕100周年を記念されて製造販売された記念モデル。ASICSが保有しているブランドは3つあり「ASICS」「ASICSタイガー」「オニツカタイガー」それぞれのブランドで企画されたものでございます。限定発売のため、現在日本では売り切れです。

スポーツ好きの方でもそうでない方でも楽しめる施設となっておりますので、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?おすすめです。


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です