―施設情報―
名称 掛川花鳥園
住所 静岡県掛川市南西郷1517
電話番号 0537-62-6363
営業時間
・通常日 09:00~16:30
・土日祝日、GW、お盆期間、年末年始は09:00~17:00まで開園
・各期間とも最終入場は30分前まで
休館日 年中無休
予約の有無 団体入園の場合は要事前連絡
料金 大人…1,200円、小学生…550円、幼児…無料
交通案内
電車…
・JR掛川駅下車、南口よりタクシーで約3分、歩いて約15分
バス…
JR掛川駅下車 北口2番乗り場、市街地循環線(南回り)乗車、「掛川花鳥園前」下車
お車…
・東名高速「掛川I.C.」より西へ 車で約3分
駐車場 約400台駐車可能(無料)
その他
・バイキングでのお食事は別途料金がかかります。
・シニア割引、障がい者割引あります。
・年間パスポートも園内にて販売しています。
・バリアフリー、救護室、授乳室完備、車いす無料貸出、車いす対応トイレ完備、コインロッカー有
・園内でのルールとマナーが定められております。公式HPでチェックしてみてください。
公式HP 掛川花鳥園
掛川市に様々な鳥たちがまじかで見られる場所があります。
それがここ「掛川花鳥園」。掛川駅から南方向に歩いていくと見えてきます。
日本の鳥類コレクター/園芸研究家である加茂元照氏が手掛けたテーマパークの一つで、2003年9月に開園した鳥類に特化した動物園です。
この動物園の特徴は従来型の動物園とは違い、巨大な水槽が配置された大温室や屋内/屋外エリアで触れ合うことが出来てしまいます!!
正面入り口である長屋門以外では餌をあげることは出来ませんが、それ以外の場所では鳥たちのえさが各所で販売されており、えさを与えることも出来てしまいます。
入り口をくぐると受付、売店の他に『世界のフクロウ』の展示がされています。☆このコーナーのみ放し飼いではありません。
ニュージーランドアオバズク
英名‥Boobook Owl
原産国‥ニュージーランド、オーストラリアなど
約35㎝のフクロウ。
頭が丸く、くちばしが突きだしている代表的なアオバズク。
昆虫類の他にげっ歯類や鳥類も捕食するフクロウ。
ユーラシアワシミミズク
英名‥Eurasian Eagle Owl
原産国‥アフリカ、ヨーロッパ、シベリア、中国など
ユーラシア大陸に生息している世界最大級のフクロウ。
大きいものでは約3㎏にもなるそうで、キツネや小鹿を捕食売ることもあります。
頭の上の「羽角」がチャーミングです。
カラフトフクロウ
英名‥Great Grey Owl
原産国‥ユーラシア大陸北部/北アメリカの寒冷地
円盤状の顔が特徴的なフクロウ。
この顔の形を「顔盤」と言うそうで、獲物が出してしまった小さな音を聞き逃さないため、このような形になっています。
密度の濃い羽毛は足先にまで及び、このため、極寒の地でも生活が出来ています。
こんな感じで様々なフクロウたちが展示されておりますが、ほとんどのフクロウは眠っています。折角の睡眠を邪魔しないであげましょう。
屋内エリアの入り口付近ではペンギンが走り回っています。
この場所で、えさを与える体験が出来ますよ。
屋内エリアに入ればガラリと雰囲気が変わります。
多くの美しい花鉢が施設全体の演出にすごく貢献しています。
天井から吊り下げてあるこの鉢への潅水はどのようにしているのか?
施設の職員に尋ねてみたところ、天井に潅水用のチューブが張り巡らされており、「ドルマット」と呼ばれる潅水システムで制御しながら水を与えているそうです。
この場所にはレストランもあり、バイキング形式でのお食事やオリジナルスィーツ/季節に合わせたメニューなどもそろっておりますので、花を愛でながらの食事が楽しめる仕様になっています。
その隣にあるのが「わくわくイベント会場」。
時間の関係でイベントは開催されてませんでしたが、ここでフクロウのフライトやバードショー、フクロウやカモを肩などに載せることが出来る体験や、ペンギンとの記念撮影もここで開催されています。
実はこの場所にも鳥たちがいます。
どこにいるかわかりますか?
分かりにくいですが、ここにいました。
写真左側にきちんと並んで、お客様を出迎えてくれています。
ワライカワセミ
英名‥Laughing Kookaburra
オーストラリアやニュージーランドに生息する、最大級のカワセミ。子育ての際には親でもないのに親切に卵を温めたり、雛にえさを与えたりします。
チャンスを逃してしまいましたが、このカワセミの鳴き声が人間の笑い声に似ているそうです。
1日1回開催されている”腕に載せて写真撮影ができるイベント”で、鳴き声が聞けるかも知れませんね。
ベンガルワシミミズク
英名‥Bengal Eagle Owl
インドやパキスタンに生息しているミミズク。
フクロウの中では好奇心が強く物覚えが良いので、世界中で開催される飛行ショーで活躍することが多い種類です。
ここが巨大水槽があるインココーナー。
この水槽にはディレクター・ジョージ・T・ムーア(Director George T Moore)という葉の裏側に茶色の斑が入る紫色の名花や、小型で淡い藤色の花を咲かせるコロラータ(colorata)などがたくさん咲いています。
スイレンやオオオニバスも展示されており、その上を元気いっぱいのインコが飛び回っております。時折、真正面から向かってくることもありますので、スリル満点です。写真じゃなくて動画にすればよかったなぁ…。
床には美しい姿をしている「黄金錦鶏」が優雅に歩いています。
“何か食うものくれ!!”えさの販売コーナーでこんなに間近で鳥と触れ合えるんです!!
動かない鳥として有名な「ハシビロコウ」英名‥Shoebll。
30分に一度ぐらいの頻度で動きます。
アフリカのタンザニアにあり湿地帯で生活をし、主に魚を食べています。歩き回ると食べたい魚が逃げてしまうので、この様にしてジッと我慢をしています。
ここは「オオハシとトキの水辺」。写真を撮ろうと座っていると近寄ってきます。餌がもらえると思ってくるのでしょうね、近いです。
販売されている餌を持っていない場合は、くちばしでお尻を突っつかれます。
孔雀のお尻と正面から見た孔雀。英名‥Common Pea-fowl
さすが美しいです…。
これはオウギバト。英名‥Victoria Crowned-pigeon。
鳩の中でも最大級で、頭の上にある羽が扇のように広がります。
この他にもオオフラミンゴ(Greter Flamingo)やクラハシコウ(Saddle-bill Stork)などたくさんの鳥たちが、あなたを待っています!!
ここからは屋外エリアになります。
出入り口では鴨が2羽きちんと並んで出迎えてくれました。
☆この時はたまたまだと思います。常時並んで出迎えてくれているわけではございません。
屋外でもお食事が可能です。子供の水遊び広場もあって親子で楽しめます。この向かい側に屋外で開催されるバードショー用の会場があります。
屋外エリアの入り丸奥には「エミュー牧場」がありました。
時折、鴨が牧場内に侵入しています。
遊歩道の先には「森のバードハウス」があり、そこにはレッドテールホーク(英名‥Red tailed hawk)、ハリスホーク(英名‥Harris’s Hawk)が小屋の中で暮らしています。
ここが「白鳥の池」その奥には「ペリカンの池」もあります。
この白鳥の池では鴨も一緒に暮らしています。
鴨。座っていると餌をもらえると思っているのでしょうか?
鴨の方から近づいて来てくれます。
通常では警戒心が強く臆病な鳥たちも、この掛川花鳥園ではこんなに近くで鳥たちが見れ、触れ合えることが出来ます。
これが掛川花鳥園の醍醐味と言えるでしょう。
是非ここには一度足を運んでみてくださいませ。