―施設情報―


名称     奈良県立 橿原考古学研究所付属博物館
住所     奈良県橿原市畝傍町50-2
電話番号   0744-24-1185
営業時間   午前9:00~午後5:00(最終入館受付は午後4:30)
定休日    毎週月曜日(祝日の場合翌日休館)、年末年始(12/28~1/4) ☆その他に臨時休館日があります
料金     小・中学生…200円、高校・大学生…300円、一般…400円 ☆団体割引あり。
交通案内
電車…近鉄線「畝傍御陵前」駅より徒歩5分
お車…
南阪奈道路「葛城IC」から国道169号線経由で約20分 西名阪自動車道「郡山IC」から国道24号線経由で約30分
駐車場    約40台駐車可能
駐車料金   無料
その他
・貸し出し用車いす・100円硬貨返却型コインロッカーあり
・奈良県内遺跡分布模型/ビデオライブラリー/図書館資料の閲覧は無料
オフィシャルサイト 奈良県立 橿原考古学研究所付属博物館

ミュージアムショップ公式サイト 橿原考古学研究所付属博物館内ミュージアムショップ


 

博物館入り口

奈良県の橿原市に1938年から奈良県の遺跡調査をされている「橿原考古学研究所」があり、その博物館になります。
旧石器時代から、縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥・奈良時代、平安/室町時代の遺跡から調査により出土した考古資料を展示されています。
大きな埴輪が見られると知ったので、早速行ってみました。

玄関ホール

 

 

 

 

 

玄関ホールに入るとまず目に飛び込んでくるのがコレ。
「金銅製履」と呼ばれるもので、昔の人が履いていた靴(復元品)。6世紀の古墳時代後期のものなんだって。

受付ホール。ここで料金を支払って、第一展示室へ。
展示室の入り口に解説員さんが座っているので、分からないことがあれば聞いてみましょう。

―第1展示室―

 

 

 

 

 

 

 

 

ここには旧石器時代、縄文時代、弥生時代の古墳から出土したものを展示されています。人類が使用していた石器、槍、弓矢の発明。そしてどのような生活がされていたのかを説明されています。

農耕で使用する鍬やすきもありました。こうして見ると、現代で使われている鍬とほとんど形が変わっていませんね。

昔の人々はこんな感じの暮らしをされていたのですね。

 

 

―第2展示室―

埴輪群

第2展示室に入ると埴輪、埴輪、埴輪。
写真の奥に煙突のような埴輪が4本そびえ立っておりますが、その向こう側が第2展示室の入り口になります。
展示室に入るといきなりこの大きな埴輪が待っているのです。

この大きな埴輪は、桜井市にある「メスり山古墳」から出土したもので、現物は写真で見るよりももっと迫力がありました。
これはぜひ、現物を見ていただきたい!!ということで、写真は撮っておりません。博物館で、お楽しみくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

三角縁龍虎鏡(古墳時代前期 4世紀の物)やきれいな勾玉もありました。

ここでは古墳時代に作られた金銅製品の紹介や、乗馬の風習、横穴式石室の埋葬/副葬の風習が紹介されています。

第2展示室

―第3展示室―

これは将棋の駒。11世紀の平安時代に埋め立てられたごみ捨て穴から見つかったものらしい。瓦や木製品と一緒に見つかった題箋軸に”天喜六年”(1058年)と書かれていたそうで、今のところ日本最古の将棋の駒。

 

 

 

 

 

 

 

 

この展示室では古代の都「藤原京」と「平安京」について詳しく説明されております。
細い木の板のようなものは「木簡」と呼ばれる荷札。
己亥年(699年)、上狭国阿波評松里(かずさのくにあわのこおりまつのさと/現在の千葉県南部)から送られた荷札木簡もある。

土葬から火葬への移り変わりも学べ、勉強するには良い施設だと思います。

第3展示室
中庭

 

 

 

 

 

 

 

―ミュージアムショップ―

写真撮影のOKが出たので、載せておきます。

ミュージアムショップ店内

 

 

 

 

 

 

 

考古学関係の書物がいっぱい。


 

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