―施設情報―


名称     ミスノポートロジーギャラリー
住所     大阪市住之江区南港北1-12-35ミズノ株式会社大阪本社ビル1F
電話番号   06-6614-8411
営業時間   午前10:00~午後17:30
休館日    土日祝、年末年始、GW、夏季休暇、他
料金     無料
交通案内
電車…
御堂筋線「本町」で地下鉄中央線に乗り換え「コスモスクエア」駅下車 徒歩約10分
四つ橋線「住之江公園」で南港ポートタウン線ニュートラムに乗り換え「トレードセンター前」駅下車 徒歩約10分、「中ふ頭」駅下車 徒歩約5分
駐車場    有料駐車場あります。
その他
・ミズノ契約の現役選手が使用している商品に触れることが出来ます。
・ガイド付きの案内は行っておりません。
オフィシャルサイト ミズノポートロジーギャラリー


管理人はスポーツについては全く知識がありません。
スポーツ関係のTV番組も全く観ません。
しかし、世界を見渡してもスポーツが大好きな方は多く、勤め先でもやはりスポーツの話が飛び交っています。

“分からないですわぁ…”
これではいけない。少しでもスポーツの話についていけるようにしよう!!
知識は全く持ち合わせておりませんでしたが、気合を入れて臨んできました。

大阪南港のミズノ本社ビル1F・3Fにあるスポーツ関連商品を展示しているギャラリー。
明治時代から現在に至るまでのオリンピック公式ポスターや過去100年間のミズノの歴史、大正時代後期の野球のユニフォームや昭和初期に使用されていた牛革グラブが展示されています。
ここはその受付ホール。さすが貫禄がありますね。

様々なランニングシューズが並んでいます。

これは初心者層から本格的なランナーまで幅広い層が使いやすいランニングシューズ。
ミズノ独自の波型プレート”ミズノウエーブ”構造や、靴底に大威力性の高いスポンジが組み込まれたもの。

 

 

こちらはバレーボールのフラッグシップモデル。
シュータンと全足部のメッシュを一体化することで、足全体を包み込む快適なフィット感を実現しています。

 

 

気温を味方につけるミズノの気温戦略として、アンダーウェアーの紹介もありました。

 

このアンダーウェアには”プレスサーモ”という素材が使用されています。
プレスサーモは人から出ている水分を利用して発熱する素材のことで、真冬のスポーツや山登りなど、冬の寒さに負けない服をミズノは作っています。

 

 

こちらはアイスタッチという素材で作られているアンダーウェア。
合繊繊維でありながら繊維表面が水になじみやすい素材で、汗の吸収・拡散・蒸発が速く、熱放散を効率よく行えるというもの。
暑い夏には体の熱を素早く服の外に移動させ、衣服内を涼しく保ってくれます。
夏に行うスポーツには欠かせません。

 

野球のバットを選ぶ基準の一つに「スイングバランス」というものがあります。これはバットそのものの重さではなく、バットを振った時に感じる重さのことを言うそうです。
同じ質量のバットでもスイングバランスが違えば振った時に感じる重さは変化するそうで、バット購入時の一つの目安が説明されています。
ppppイラスト

ー質量900gの場合ー
・トップバランス時(ロングヒッター向き)…スイングバランス約940g
・ミドルバランス時(ミドルヒッター向き)…スイングバランス約900g
・カウンターバランス時(アベレージヒッター向き)…スイングバランス約840g

プロ野球選手が使用している素材は主にメイプルとホワイトアッシュ。
軟式の木製バットの場合、軽量化するためだ旧部の内部が空洞になっています。
カーボンファイバーとグラスファイバーをシート状にして、巻き付けながら製造されるFRP素材のカット断面や4層構造のバットなどの内部も見ることが出来ます。

大阪マラソンの歴代参加記念Tシャツの展示も見ものです。

この周辺には昭和29年(1954)に使用されていたハンマー投げ用シューズや昭和15年(1940)に使用されていた陸上スパイクシューズなど歴代のスパイクシューズが並びます。

 

 

 

また平成10年(1998)の中の冬季オリンピックや、平成12年(2000)のシドニー夏期オリンピック時に使用された聖火トーチ、1984年のサラエボ大会時のユニフォームが展示されています。

 

グラブに使用されている牛革の解説もわかりやすいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

ステア(クレストハイドライティア)は生後3ヶ月~6ヶ月以内に去勢した雄牛で、生後2年以上になる成牛の皮。
量産品の皮革製品などに最も多く使われている素材。

キップレザー(ノースヨーロピアン)は生後6ヶ月~2年までの中牛の革。
グラブに使用されている革の中で最高級素材。

中央のガラスケースには明治30年(1900)頃のグラブから現代にいたるまで、年代順にグラブの進化を見ることが出来ました。

上の写真は昭和9年(1934)頃や昭和12年(1937)頃に使用されていたミットのレプリカです。当時8円で販売されていたそうです。

この様にスポーツに詳しくなくても楽しく学べる場所になっていましたので、安心して見て回ることが出来ました。
スポーツ観戦をするうえで、好きな選手が使用しているスポーツ用品の素材の知識を語りながら応援するのも、ひとつの楽しむ方法かもしれません。

 


 

 

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