―施設情報―


名称     大阪市阿倍野防災センター「あべのタスカル」
住所     大阪市阿倍野区阿倍野筋3-13-23
電話番号   06-6643-1031
営業時間   10:00~18:00
休館日    水曜日、毎月最終も木曜日(祝日の場合は翌平日休館)、12/28~1/4
料金     無料
予約の有無  要予約
交通案内
電車…
・地下鉄谷町線「阿倍野」駅下車 1号・7号出口から西へ約300m
・地下鉄御堂筋線「天王寺」駅下車 12号出口から南へ約600m
・JR「天王寺」駅下車 中央改札口から南へ約700m
・近鉄南大阪線「あべの橋」駅下車 西改札口から南へ約600m
・阪堺上町線「阿倍野」駅下車 西へ約200m
その他
・駐車場あります。
オフィシャルサイト  大阪市阿倍野防災センター「あべのタスカル」


ふいに襲い掛かってくる地震…その時どうすれば自分に降りかかる被害を最小限に抑えることが出来るのか?それを学べる場所が大阪市にもあります。

大阪市阿倍野区にあるこの施設では身近に起こる災害をバーチャル体験を通じて学べる場所になっております。

受付ホール。

2018年の特別展としてドイツやアメリカそして日本など世界の消防車が良くわかるミニカーの展示もありました。

ここは地震直後のキッチンを想定して作られたコーナー。電気製品やガスコンロなど時間が経過するとともに発火する恐れのあるものを、手早く電気やガスのスイッチを消していくというものです。
家にいる時、地震にあった場合にはどの手順で電気を消していけば良いのかが再確認できます。

上2つの写真は両方とも撮影ミスではありません。
キッチンを出ると煙が充満している夜の廊下に出ますので、こんな感じの場所を手探りで進みます。
もちろん煙(このコーナーで使用されている煙は人体には影響がありません)が出ていますので、タオルやハンカチで口を押えて、屈みながら進みましょう。

次に紹介されたのがここ。消火器を使用した消化体験コーナー。
前方のパネルに炎が映し出されますので消化するというもの。
消火器なんて普段頻繁に使用しませんので、ここで使い方を身に付けておきましょう。

体験申し込みの予約時に希望により小型の放水機による体験も可能です。
この機械は実際の大阪市で使用されているもので、機械の操作手順から放水までの準備、手信号による合図まで教えていただけます。

公衆電話による災害通報体験もできます。慌てずにゆっくりと確実に通報する。
それが訓練できる場所になっています。

地震をリアルに体験できる「地震体験コーナー」。
震度7の地震を体験できます。

―火災を防ぐためにしておかなければいけない事ー

①放火されない環境を作りましょう。
ゴミは収集日や収集時間などのルールを守って出すこと。家の周りに燃えやすいものは出来る限り置かない。

②キッチンのコンロ周りに気を付ける。
コンロの周りには燃えやすいものは置かない。天ぷらなど揚げ物を作っているときにコンロのそばを離れるときは、必ず火を止める。
天ぷら油に火が付いた場合には、絶対に水を掛けないこと。

③ストーブの取り扱いには注意する。
ストーブ使用時は壁やカーテンから話して使用する。周りに物を置かない。ストーブを乾燥機代わりに使用しない。外出時、就寝時、、給油時には必ず火を消す。

④使用していない電気・ガスは切っておく。
あまり使用していない電気製品はスイッチを切り、コンセントのプラグを抜いておく。たこ足配線をしたり、電気コードの上に物を置いたりしない。ガスを使用した後は元栓を閉める習慣を身に着けておく。

⑤できる限り望遠製品を使用する。
デザインの少なさもありますが、衣類、寝具、車のシートカバーなど、燃えにくい素材の物を使用もおすすめ。

―地震に備えておかなければいけない事ー

①大きな家具などは固定し、ガラスの飛散を防止する。
タンスなど大きな家具は金具などで壁や天井に固定をし、食器棚の開き防止、吊り下げ照明の揺れ止め、ガラスなどの飛散防止のためフィルムを貼る。

②高いところに重いものを置かない。
背の高い家具の上に重いものを入れた段ボール箱などを置かない。外開きのドアの前に倒れやすいものを置かない(脱出時の妨げになるため)。

③非常時に使うもの、避難時に持ち出すものを準備しておく。
リュックサックの中に非常持ち出し品を準備し、1年に2~3回は点検しておきましょう。1日1人あたり約3ℓの水、2~3食分の食事、応急処置用の医薬品、飛散したガラスの上でも歩けるようにゴム製のスリッパ、商法収集のためのラジオ。

④救出時に使える道具の準備。家具が倒れて下敷きになったり、建物が崩壊したり傾いて扉や窓が開かなくなった時のために、大工道具も用意しておく。

⑤家族会議を開催し、防災について話し合う。
災害発生時の時のために家族で避難場所や落ち合う場所、安否確認の方法など日ごろから話し合っておく。決めたことは小さなカードに記入し、携帯する。

―風水害に備えるためにー

①台風の情報をよく聞いておく。
台風の進路は早い段階から情報が入ってくるので、実際接近するまでに備えることが可能。強風・大雨・高潮などの情報に十分注意しておく。

②強風に対して備える。
台風の中心が住んでいる場所の西側を通過しそうな場合には、特に強風・高潮に注意が必要。風で飛ばされそうなもの、倒れそうなものは撤去する、固定するなどしておきましょう。

③大雨に対して備える。
台風の中心が住んでいる場所の東側を通過しそうな場合には、特に大雨・洪水に注意が必要。排水に注意する。河川の堤防が決壊した場合には水位が家の2Fに到達するまで30分もかからない場合があります。浸水の恐れがあるときは、近所の人と一緒に支給避難する。

④高潮に対して備える。
高潮の恐れがあるときは、近所の人々と共に海岸・河川から離れた場所に避難する。

⑤洪水時の避難の方法
洪水で避難勧告の出た地域の人は速やかに避難所へ避難しましょう!!
“俺は大丈夫”その気の緩みが生命に危険を及ぼします。
“田んぼや畑が心配だ”決して作物の様子を見に行ってはいけません。
・非難する時、はだしは禁物。
・水に浸かった足元に十分注意をし、木の棒などを使って安全確認を行いながら歩く。
・歩ける深さかどうかを確認し、水深が腰まであるようであれば無理をせず、別の通り道を探す。
・子供や高齢者の安全を確保する。体にロープを結んで離れないようにすることも一つの方法。

ここでは、非常用食品も販売されています。
最近は容赦のない災害が頻回に起こっています。
これを機に防災センターに行って知識を深めてみてはいかがでしょうか?


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