―施設情報―


名称     京都市青少年科学センター
住所     京都市伏見区深草池ノ内町13
電話番号   075-642-1601
営業時間   09:00~17:00(最終入館は16:30まで)
休館日    毎週木曜日(春・夏・冬休みの木曜日は開館)、年末年始
予約の有無  無し
料金
・入場料  大人…510円、中学/高校生…200円、小学生…100円、小学生未満…無料
・プラネタリウム観覧には別料金が必要です。
交通案内
電車…
・京阪本線「藤森」駅下車、西へ約400m
☆「藤森」駅には、”準急”と”普通電車”しか止まりません。
・近鉄京都線/地下鉄烏丸線「竹田」駅下車、東へ約1㎞
お車…
・名神高速道路京都南ICより約10分
駐車場    普通車30台駐車可能
その他
・プラネタリウム観覧料…
大人…510円、中学/高校生…200円、小学生…100円、小学生未満…無料
・30名以上の場合、団体割引あります。
・療育手帳、障がい者手帳をお持ちの方は提示いただくことで、入場料/観覧料共に無料です。
・前売り券あります。
公式HP    京都市青少年科学センター


 

ここは京都市伏見区にある科学センター。
入り口の壁には三日月と夜空がイメージされており、この科学館のチャームポイントになっています。

1Fのこのスペースは休憩コーナーになっており、ここでお弁当を食べることが出来ます。

-京都賞-
この科学館を見まわしていると「京都賞」なる文字が目に飛び込んできました。”はぁ?京都賞?何なんだ、それは?”
あなたは知っていましたか?私たちは知りませんでした。

京都賞とは、「人のため、世のために役立つことを成すことが、人間として最高の行為である」という人生観を持っておられる稲盛和夫さんが創設した賞です。
・科学や文明の発展、人類の精神的進化に貢献した人の功績を讃える賞です。先端技術部門、基礎科学部門、思想・芸術部門の3賞が授与されます。
・受賞者にはディプロマ、京都賞メダル(20K)1賞につき賞金(5000万円)が贈られます。
・各部門4つの分野を対象とし、毎年それぞれの部門で対象分野を決定します。

-京都賞の審査の仕組み-
①初めに各部門の専門委員会の先生たちが、日本国内や海外方届いた推薦名簿をもとに、京都賞にふさわしいと思う人を3人選びます。
②専門委員会で選ばれた3人の中から、誰が一番ふさわしいのかをもう一度、審査委員会で話し合います。
③審査委員会が決めた候補者について、さらに京都賞委員会が選考し、最後に理事会で受賞者を正式に決定します。
④京都市民が世界の治世に直接触れることが出来るよう、受賞者には京都に来てもらうことを条件にしています。

過去の受賞者数は多数に及び、2017年には「三村高志(先端技術部門/エレクトロニクス)博士」や「グレアム・ファーカー(Graham Farquhar 基礎科学部門/生物化学)博士」、「リチャード・タラスキン(Richard Taruskin 思想・芸術部門/音楽)博士」が受賞されています。

 

 

展示室の風景。コンパクトにまとめられていますので、見やすいですね。ここにはおなじみの「波面鏡」や「逆さ鏡」などもあります。

この科学館のメイン、ティラノサウルスの復元模型。ボタンを押すと動きます。しゃべります。

恐竜の骨格標本も数体展示されており、中生代・白亜紀・新生代の生き物の生態が良くわかるようになっています。

展示室の奥には「むしむしワールド」があり、蝶と蛾の違いや蓑守り方など、様々な虫を通して遺伝子、種、生態系の多様性が学べます。

ここでは展示数は多くはないですが、ハナヤカショクコウラ(Austroharpa loisae)やトーマスガンセキボラ(Chicoreus thomasi)など美しい貝/面白い貝が見られます。
中にはスイジガイ(Lambis chiragra)という「水」という漢字の形をした貝があり、火災予防のお守りとして使われている縁起の良い貝もありました。

「結晶の世界」のコーナーでは様々な結晶の展示の他、ビスマス決勝についての説明もあります。
ビスマス結晶は原子番号83の金属元素で、融点が約272℃と低く、ガスコンロなどで簡単に溶けてしまいます。
溶けたビスマスは冷えていく過程で結晶化していき、幾何学的な模様を作ります。これを「骸晶」と言います。
ビスマス結晶のきれいな色は冷える速度によって色が異なり、金色や赤紫色、青緑色などに変化します。

2Fには雲の動きを観察できる「くもダス」をメインに電気やコンデンサの仕組み、京都の夏と砂漠の気候の違いを体感できる「気候と環境体験ルーム」もあります。

この2Fは主に京都の企業が展示ブースとして出展している場所で、過去には「ニチコン株式会社」や「ローム株式会社」、「京セラ株式会社」などの協力を得て、期間限定で展示をされていました。
この他にも影の色が変わる「カラフル光ラボ」、「竜巻を作ろう」、「美しい炎の世界」など、体験型の展示が多くありますので、お子様は結構楽しめます。




家族で時間があれば楽しめる場所ですので、一度寄ってみてくださいませ。

 


 

 

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